Q) 着装・着付け教室などでのお稽古で使う「やわらかもの」とはなんですか?

A) 「やわらかもの」とは、正絹でできている着物全般を指します。例えば、正絹訪問着、色無地や小紋が「やわらかい着物」となります。
ただ、TPOによって使い分けられているので、気をつけてください。

例えば、訪問着は格の高い着物になります。あわせる帯は袋帯になります。
色無地でしたら、お茶席や、ちょっと改まった席などで着ることが多くなるのでしょうが、この場合は、名古屋帯になります。
小紋は、気軽なお出かけ着となります。

きもの教室で「やわらかもの」といった時、どのような着物を想定しているのかも、あわせて考えるようにしてください。
着物は、歴史があるだけに奥が深いです。それもあわせて楽しんでください。

ちなみにですが、「かたい着物」というものもあります。それは、木綿・綿・ウールの着物の事を指しているようです。

これは、今回の質問に入っていないので、又、別の機会にお話したいと思います、